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どーも ドラムスコ283です
えー、昨日で我らがRRことRabbit Riderが結成1周年を迎えましたとさ。
そんなこんなで結成までを振り返ってみたいと思います。
まー、あくまで俺の視点からだけど笑
2007年5月。
何の変哲もない17歳高校三年生だった。
趣味は音楽。幼小からやっていたヴァイオリンと1年前から始めたドラムが趣味だった。
部活はソフトテニス部。3月に横浜で行った全国私学大会個人戦を終え、最後の大会で関東大会の団体出場を決め、インターハイへ向けて練習をガッツリしているようなテニスまみれの生活だった。
当時中学のメンツと組んでいたバンド(←現在進行形)は皆が大学受験の為、活動休止となった
バンドと言ってもライヴ経験は1度もなく月1でスタジオに入る程度のほんわかした活動。
俺は趣味のドラムを叩くことはもう1年待たないとないのかと思い、ますますテニスまみれの生活になった。
ただ、なんにもしないのは嫌だったので好きだったスピッツの楽曲をコピーしていた。
あくまで頭の中で。実際のドラムには触りもせずに。
そして、そんな傍らで小学校の友達に誘われmixiを始めた。
友達の日記を見たり、自分の好きな物のコミュニティーに入ったりして情報を入手。
当然、スピッツのコミュニティにも入っていた。
そして、部活から帰宅し、mixiをログイン。
何故かおもむろにスピッツのコミュに行き、面白いトピックを見つけた。
「スピッツのコピーバンド組みたいです」
・・・・ほう。面白そうだ。同世代でスピッツを知ってる奴なんてそうそういないし、ましてやバンドでやろうなんて思ってる奴はいない。
しかも俺はマニアックな曲しかやりたくない派だし。
おまけに今のバンドは活動休止中だしな~
そう思いながら書き込みをしていた
「崎山さんに憧れてドラムやってます」
ただそれだけ。
しかし、願望は結構高望みだった。
まぁ、同世代でマニアックな曲できて地元でやれるヤツいないかなー
と、なんともありえないような願望を持っていた。
そして、そんなことを書き込んだことも忘れてテニスに明け暮れていたのだった。
5月後半、いつもの日課の通り家でmixiを開くと1通のメッセージがあった。
知らない名前だ・・・・JUN?誰だ?もしやマイミク申請?まぁ、開けてみよう。
そんなこんなでメッセージを見ると、それはもう丁寧な口調でこう書いてあった。
「コミュニティで拝見しました。よろしければスピッツのコピーバンド組みませんか?」
・・・・・はぃ?
何の話だ?
出来心で、しかも遊び半分で書いたため、自分で書き込んだことすら覚えてなかった。
気になってそのトピックをさかのぼって見てみると、
・・・・書いてある・・・・あぁ、そういやそんなことも書いたな。
でも今年受験だしな・・・・
まぁ、コピバンならそんなに本気でやることもないっしょ。どうせやるっつったって「リサイクル」に入ってるような誰もが知ってる曲だろうし。
・・・・でも・・・・もし変なことになったらマズイよな・・・・
これって一種の出会い系だろうし・・・・「バンド詐欺」みたいに新聞とかに載っちゃったら結構ヤバいかもな・・・・でも・・・・スピッツやってみたいな・・・・
「よろしくお願いします」
そんなかなりの迷いの末、名も知らぬ人にメッセージを返信したのであった。
翌日、またもやかなり丁寧な口調で帰ってきた。
しかも、話はかなり進んでいた。
「ありがとうございます。やる曲はこれでいいですか?」
ん? え・・・・こんなに?
曲目を見ると、結構マニアックに書いてあった。
「運命の人、冷たい頬、俺のすべて、スピカ、放浪カモメはどこまでも、8823、ロビンソン」
げ、マズイ・・・・完全に舐めていた・・・・
ロビンソンは中学メンツのバンドでやったことがあるから完コピできている。
しかし、その他。特に8823・・・・
元々俺の活動は月に1曲できればいいかな的なかなり消極的な活動だった。
俺はヤバい所に足を踏み入れてしまったのではないか・・・・
今までいきなりこんな多くの楽曲をコピーしたことがなかったのでかなり焦った。
でも同時に楽しさが出てきた。
これは本気で出来るかもしれない。
翌日、またもやメッセージが来た。
「日時は6月9日でいいですか?」
うん。まぁ、10日の日曜は試合あるし9日のほうが俺は都合いいかな。
「9日でよろしくお願いします」
そして、わずか1週間足らずで曲達をデタラメに完成させ(←と言ってもホントに通せる程度)
当日が来た。
今まで行ったことのないスタジオ、おまけにメンバーみんな年上。
でも、スピッツができる。
きっとみんな上手いのだろう。どうせ俺は今日一日でクビにされるのだろう。
でも、今日一日楽しくスピッツできればいいや。
どうせならもっと早くからドラム初めてもっと上手くなってればこの人たちともバンドできたのかもな。
そう思いながら当時持っていた安物のペダルと安物のスプラッシュを持ち、スタジオに向かった。
スタジオに着くと、何やらギターを持ったお兄さんがいた。
JUNって人とトップ画違うな。
でも今の世の中いろいろあるしな。整形とか・・・・しかも元々トップ画違う人かも知れないし。
そう思いながらそのお兄さんと目が合った
お兄さんがたどたどしく言葉を発した。
「あのー、スピッツの方ですか?」
いや、俺はスピッツじゃないが、恐らくあの話の人だろう。
口には出さない突っ込みを思いながら聞いた。
「JUNさんですか?」
と、俺は問うた。
すると、そのお兄さんはこう言った。
「ギターの荒川です」
あ、ギタリストの人か。
うまそー
すると間もなく、仲良く話しながら二人組の若者が入ってきた。
あ、片方の人はトップ画と同じような顔してる。
少し間を開けた後、全員丁寧な口調で、パートと名前を言い合った。
そして、4人でスタジオに入り、最初の曲
「ロビンソン」を演奏し始めたのだった。
楽しい。なにより、全部のパートの音が生で聞こえる。
予想通りみんな上手い。どうせ今日で終わりなら思いっきり楽しもう。
あやふやだった8823や放浪、スピカをやり、あっという間に時間は過ぎた。
そして、皆で地下のミーティングルームに行った。
そして、各々のスピッツ歴史、歳、現在の生活環境などを赤裸々に話た。
そして、最後の方に、この話が出た
「次、何の曲やる?」
ん?次?
俺次あるの?
「え?なんで?」って言われた。
素直に嬉しかった。
当時、バンド名こそ決まってなかったもののまた本気でスピッツをやれることが嬉しかった。
一人一曲づつ、計四曲出すということで皆悩み始めた。
あの時のみんなの何の曲をやろうか考えているいやらしい顔、忘れない。
そして、俺は長年やりたかった夢を見ていた曲を出した
「甘ったれクリーチャー」
この曲が人生で1度はやってみたかった。後に大苦戦するとは知らずに・・・・
そして、各々1曲づつ出しあったところでお開きになった。
それが第一回目RRスタジオ合わせ。
丁度1年前の昨日の晩の話である。
以上、俺の視点から去年を振り返ってみました笑
次は誰かなー笑
笑